診療部門のご案内

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医師紹介

理事長・院長:松尾博司医師

理事長・院長 松尾 博司 (まつお ひろし)
出身大学
  • 産業医科大学
  • 卒業年:1999年(H.11年)
専門分野
  • 腎臓内科
  • 透析内科
  • 内科
学会認定医等
  • 医学博士
  • 日本内科学会認定医・総合内科専門医
  • 日本透析医学会専門医
  • 日本腎臓学会専門医

看護部門

高齢化社会となり様々な社会環境が変化していく中、その人らしい生活を送り、豊かな人生を構築するためのお手伝いをさせて頂きたいと考えております。皆様が安心して医療をお受けして頂けるように、日々スタッフの知識・技術の向上に努め、常に深い看護を提供していく所存です。

透析看護では疾患の治療だけでなく、治療の性質上、精神的な支えも必要となってきます。患者様は、日々の生活に満足し生きがいや目標をもって生きることでQOL(生活の質)が向上してまいりますが、長期に渡る透析では必ずしも精神的な健康が保たれるとは限りません。また患者様の家族・介護者にとっても悩みや問題が生じてきます。私達スタッフ全員が、患者様はもちろん、その御家族に対しても心のケアが出来るよう暖かく対応するように心がけています。

看護部基本方針
  1. 看護に対する自信と誇りを持ち、常に個人のレベル向上に努め、患者様が安心出来る看護を提供する。
  2. 明るく笑顔にあふれ患者様が楽しみにして来院出来る環境を作る。
  3. 地域と深く関わり、高齢化社会へも十分に対応する。
教育研修システム

入職時全体オリエンテーションを行い、入院・外来・透析室の部門ごとに、基本的事項から看護実技講習を取り入れ、指導プリセプターやMEをはじめ、スタッフ皆が優しく丁寧に指導いたします。院外研修も計画します。透析看護に関しては、特徴のある看護で不安があるかも知れませんが、当院では長年培ったノウハウもあり、確かな新人看護研修を行ってまいりますので、透析未経験の方でも安心して下さい。半年後には暖かく頼もしいスタッフへと成長して頂きます。

各委員会

下記の委員会にてチーム活動を行っています。

  • 感染対策委員会
  • 医療安全対策委員会
  • 褥瘡委員会
  • フットケア委員会
  • 教育委員会
  • 業務改善委員会
  • マニュアル見直し委員会
  • 腎不全教育指導委員会
  • 糖尿病教育指導委員会

技術部門

当院は臨床工学技士が常在し透析用監視装置及び透析関連装置の保守点検を行っております。更に全自動透析装置によるオンラインHDやI-HDFも施行している為、水質管理にも力を入れています。

技術部基本方針
  1. 安全安心な医療を提供出来る医療機器的環境を整える。
  2. 医療者が望む治療に、医療技術的に最善の方法を提案提供し応える。
  3. 医療スタッフの一員としてチーム医療に携わる。
医療機器
透析用監視装置
日機装社製DCS-100NX(全自動,オンライン HDF・プログラム補液可能) 29台
個人用透析装置DBB-27 1台
多人数用透析液供給装置
日機装社製DAB-NX 1台
透析液溶解装置
A剤)東亜DKK AHI-502 1台
B剤)東亜DKK BHI-502 1台
逆浸透精製水
製造装置
JWS社製752C-H:環境に配慮したCE(Clean Ecology Economy)システムを採用しています。
現在処理水の回収率は50%〜60%が主流ですが、当院では回収率約80%を実現しており、本機器の導入で1時間あたり約600L(1日あたり6t)の節水が可能となりました。
メンテナンス

オーバーホールは1回/2年、簡易内部点検は1回/2ヶ月行っています。

水質検査

生菌検査はクオリティーモニターを使用して院内で培養しています。エンドトキシン検査は外部機関に依頼しています。いずれも日本透析医学会の水質基準・清浄化のガイドラインに従い検査を施行しています。

教育研修システム

各種マニュアルを用意しています。新卒の方でも経験者の方でも個々に応じた教育内容で対応します。

リハビリテーション部門

患者様が自立した生活を営む為に必要なプログラムを理学療法士が作成し、運動療法・リハビリテーションを介して皆様の生活を援助させて頂いております。当院では、入院中の患者様や外来通院されてある患者様それぞれのライフスタイルに合わせて、透析前・透析中、透析日・非透析日と計画的に提供させて頂いています。また送迎バスをご利用の患者様にも安心して受けて頂けるような時間調整も行っています。

透析患者様のリハビリテーション

リハビリテーション室で身体機能評価と症状の把握を行い、それぞれの患者様に適したプログラムを作成します。主に下肢の運動と全身の調整(筋肉のコリや痛みに対する、柔らかく刺激の少ないストレッチ等)を行っています。

透析室で透析時間を利用し透析中に行って頂くこともありますし、透析前にリハビリテーション室で器具を用いて行って頂くこともあります。実際に当院でリハビリテーションを行なっている患者様からは「透析中に足がつらなくなった」「階段の昇り降りが楽になった」といった声も聞かれます。

またリハビリテーション時に身体機能評価を行うことでリスクの早期発見にも役立ち、安心安全な透析にも貢献しています。